【重要】緊急事態宣言発令に関する対応について

こんにちは、大和屋履物店五代目の船曵です。

昨日、令和3年4月25日に三度目の緊急事態宣言が発令されました。
リニューアルオープンを目前に控えた発令に我々も戸惑いましたが、大和屋履物店スタッフ全員で話し合ったオープンおよび今後の営業方針についてお伝えさせていただきます。
整理されていない乱文ですが、どうぞご容赦願います。

予定通りオープンいたします。

結論から申し上げますと、大和屋履物店は予定通り5月1日リニューアルオープンいたします。本来であれば、「キャンペーンを打って大々的に!」といきたいところですが、このような状況下ですのでひっそりとオープンいたします。
今回、発表すらできなかった「新装開店記念キャンペーン」は別のタイミング・別の形へと延期させていただきます。すっきりとした気持ちでキャンペーンを開催できる世の中になりましたら、改めてたくさんのお客さまにお楽しみいただくためのキャンペーンを企画・開催させていただきます。
それまで、情報解禁を楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

神保町を少しでも明るく

都の休業要請において「履物屋」は対象外となっています。履物が生活必需品として分類されているからです。しかし、下駄・雪駄など趣味の履物を主に扱う当店としては、休業か否か非常に迷いました。
さまざまな考えや思いを巡らせて、最終判断は「5月1日オープン」となりました。
「先着○○名さまにプレゼント!」と言った密を作ってしまうキャンペーンは行わないもののオープンなので、記念としてご購入の皆さまにはささやかな粗品をご用意させていただきます。もちろんこちらは、緊急事態宣言が解除された後もご用意しておりますので、どうか個々の感染症予防にそった行動をご選択ください。

さて、最後になりましたがオープンの決意に至った経緯をお伝えさせてください。
今回オープンという決断に踏み切ったきっかけは、同じ神保町でがんばる「飲食店」経営者の方々の存在でした。
昨今の新聞にも「ランチョンのビール提供が途絶える」という記事を目にして寂しい気持ちと何もできないもどかしさを感じたところでした
おそらく、時短営業のみならず酒類の販売停止を余儀なくされた飲食店の厳しさは相当なものだと思います。
神保町という街は、平日こそ勤務の方々や学生さんたちであふれておりますが、休日はとても静かになります。ましてや、緊急事態宣言下のゴールデンウィークとなると考えるだけでもぞっとします。

そこで、もしこの記事を読んで「ちょっと大和屋のオープンを覗いてみよう」と思った方はぜひ神保町でランチを召し上がってから大和屋にお越しください。
5/1〜5/11の間、神保町の飲食店でお食事したことがわかるレシートのご提示で「オープン記念の粗品」をプレゼントいたします。もちろん、大和屋でのご購入は不要です。
せっかく、神保町に来た思い出に神保町の美味しいものもご堪能ください。

長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
今後とも大和屋履物店および神保町を末長くよろしくお願いいたします。


大和屋履物店 五代目 店主
船曵 竜平