2022.11.25(金)-11.27(日)|丸久さんのしごと展|新江戸染丸久商店
2022年11月25日(金)ー27日(日)は「丸久さんのしごと展」を開催します!
日ごろから、手ぬぐい・浴衣・シャツ展でも大変お世話になっている新江戸染丸久商店さん。
この度、「丸久さんのしごと」の面白さ、楽しさ、美しさ、そんな数々を皆様に知っていただきたいという想いから展示会を開催させていただきます!
手ぬぐいの各種はもちろんのこと、普段はなかなか展示する機会が少ない貴重な作品の数々も展示いただく予定です。
さらには、今年丸久さんが立ち上げたファクトリーブランド「TEWSEN」の実物もご覧いただけます。
「丸久さんのしごと」の面白さ、楽しさに触れていただき、そのこだわりについて、丸久さんから直接聞いてみる。そんな3日間になったらうれしいです!
▼新江戸染丸久商店とは
丸久は明治三十二年、日本橋堀留町にて創業した注染製品の問屋です。
注染とは明治時代に生まれた染色技法です。
主に浴衣や手拭に使われて、当時の人々の暮らしと共にありました。
丸久では今も変わらず東京注染ならではの浴衣や手拭を取り揃えています。
そして、日本の芸事に季節のお祭りに、丸久はその歩みとともに沢山の柄や図案を産み出して彩りを添えてきました。
そんな膨大な数の図案型紙から図案を復刻したり、着想を得て新たな柄を練ったり。現在ではその用途に限らず「注染」という一つの文化としてモノ作りを行っています。
どこか懐かしいけれど、いまに合う——そんなところが丸久です。
▼TEWSENとは
TEWSENは明治に創業した注染製品の問屋「丸久商店」が2022年に始めたファクトリーブランド。
伝統的な型染め技法(注染)を用いて古来の技法やデザイン・職人の技を大切にしながら、現代的な機能性とアソビゴコロを融合することで日本固有のものづくりを引き継ぎ、新しい価値を発掘、発信していきます。
また、TEWSENでは和晒生地の中でも主に浴衣生地として使われる「紅梅(こうばい)」を使用しています。愛知県知多半島で織られる「知多木綿」の一つで、凹凸のある格子状の織り目が特徴で、凹凸を意味する「勾配」から紅梅と呼ばれています。織り目に凹凸があるため、生地が肌に張り付きにくく軽やかな着心地です。